現代アートの街NY で活躍するために…自分自身が作りたいモノを作り、溢れる「自分らしさ」を表現したい。その途中過程である”いま”、アートにどう振り向いてもらう?どう好きになってもらえる?どうしたらいい?
…そんな恋をしたような感覚、まるで「芸術バージン」な展示会。
大学を卒業して9ヶ月。芸術家として生きることの意味。
NY 留学時、ここで活躍するためには「自分にしか描けない作品をどれだけ作ることができるか」が大事だと考えた。
そこで、アジア人であり日本人、そして沖縄人(ウチナーンチュ)である自分にしか作れない、あるいはそんなルーツを持つ自分だからこそ表現できるものを探り、苦手だった伝統工芸” 紅型”の技法をアレンジして描き始めた。

沖縄の歴史や文化、伝統をきっかけに、僕のアートに興味を持ってくれる人が増え、多くの人に見てもらえる機会も増えた。嬉しかった。
先人が残した紅型という素晴らしい伝統工芸に感謝しつつも、次第に周りから呼ばれるようになった” 紅型アーティスト” というレッテルに嫌気が刺しはじめ。。。そんなレッテルから逃れるため、なんにも意味のないアートを描いては、また「ゼロ」に戻ったような気がして。
生死や社会問題についての作品も書いた。興味から出てきた作品は、大人に評価された。そして、注目度の高い問題を教えてくれる大人と、その期待に応えることが疲れてきた夏。興味のない問題は作品にしにくい。し、「HAYATO MACHIDA」の作品ではない気がした。自分の描きたいモノってなんだろう。僕の好きな「POP なアートシーン」に、社会問題は拒絶されがち。どんな絵を描けばいいのか、どんな絵を描きたいのか、自問自答を繰り返す。

好きなアーティストはAndy Warhol、Shepard Faiey、Alfons Mucha、LADY GAGA。

中途半端な芸術家にはなりたくない。。

ストックルームギャラリーコザ
〒904-0002沖縄県沖縄市中央2-7-40(中央パークアベニュー通り)
会期:12月14日-12月22日 全日13:00-20:00
入場料500 円(19 歳以下入場料無料)
PARKING: 無料駐車場(公共駐車場)あり。
沖縄市立図書館(旧コリンザ)近く